『節制』☆「ゆっくりと」が大切
こんにちは、ソフィアです。
最近、よく目にする『節制』のカードについて書いてみたいと思います。
このカードは大きな天使が翼をたたもうとしている様子です。
ちょうど天から地上に降り立った姿です。
『節制』の天使が見る方向には、癒される相手・救われる相手がいます。
何か困ったことがあってリーディングしたときに、展開の中で、『節制』が自分や課題を応援してくれているように出ると非常に心強いものです。
『節制』という名前からも「節制・自制」をしましょうというメッセージにもなります。
スピリットの領域からのサポートを受けるにしても、まずは自分が自分自身を助ける意図をもちましょうということがあります。
天使たちは人間の自由意志を尊重し、勝手な手出しはしないルールになっているからです。
「天は自らを助くる者を助く」ということわざもあります。
自分がやることをやって、後は天に助けを求めるという姿勢が適切なのかも知れませんね。
バランスのとれた前向きな気持ちで守護霊や守護天使にサポートや導きを依頼することは大切です。
『節制』は、傷ついた『ⅩⅢ』と組合せで出てくることもあります。
水瓶に入っている「甘露」とか「アムリタ」とか言われる滋養のための妙薬を与えようとしています。
『ⅩⅢ』は心や体が傷ついているなどの怪我人・病人なので、回復期にはエネルギーを徐々に注ぐ必要があるのです。
事を急いではいけないという意味があります。
大手術の後の食事はオモユから始まることを知っている人は多いでしょう。
食べ物や情報、体験にしても、それらを消化・吸収することのには結構なエネルギーを要するからなんです。
だから、傷ついた人・疲れた人がいたら、あるいは自分がそうなっていたら、一旦、休息や滋養をつけるためのプロセスを大切にしましょう。
『節制』が水瓶を傾ける様子はこぼさないようにゆっくりとゆっくりとやっています。
ソフィア