タロットとかごめの唄
かごめ かごめ
籠の中の鳥は
いついつでやる
夜明けの晩に
鶴と亀がすべった
後ろの正面 誰
子どもの頃、かごめの唄と鬼子母神の伝説を絡めた少女マンガを興味津々で読んでいました。
なんとも切ないお話でしたが、それとは別に、かごめの唄にはヘブライ語として聞くと別の意味が出て来るという話はよく目にします。
おどろおどろしいものとかあります。
あれって神聖なメッセージを受け取りにくくするために、妨害として出されている説なんじゃないかなと思ったりしています。
わたしが「これこれ」と思ったのがこちら。
インディゴチルドレンさんのブログ記事「百会(ひゃくえ)をあけるパート1」に書かれています。
これをヘブライ語で解釈すると
カゴメ―(魂)
籠の中の(天国にいた魂)
鳥は(取り外す)
いついつ(収められた)
出会う(家)
夜明け(神は預かった)
鶴と亀(お守りの形をしたものと)
すーべった(差替えた)
後ろの(与えた)正面(荒れ地)だ~れ(水をひいて)どうやら、魂をお守りの形ををしたものと差替えて
体の中に埋め込んで、荒れた地球に水を引いて住まわせた。この体は、魂は入っていなくて、その受信装置(まがたま型松果体)を
設置されていて、リモート操作らしい。
この内容はマルセイユ・タロットの『愚者』に含まれているシンボルと対応する感じがするんです。
カードを見ると
『愚者』のズボンのサイドのラインには破れの穴のようでもある二重になったシンボルが描かれています。
(これは挿絵なのではっきり分からないかも。本物のカードはこちら)
「シンボル」というものは「マーク」ではないので、与えられる意味が単独ではありません。
だから「穴」の意味もれば「他のもの」でもありえるのです。
{例えば『隠者』との組合せで見たときにはこのシンボルは「鍵穴」であったりするのです。)
ここでは二重という意味合いとの関連から「オパール」が出てきます。
オパールは石の裏に別の黒っぽい石を貼る加工が古くからされていた宝石で、その様子がこれです。
(https://geology.com/gemstones/opal/composite-opal.shtmlからお借りしました)
ズボンのサイドのシンボルに似ていますよね。
「オパール」が日本語で「貝の火」と呼ばれたように、石の中に火が宿っているように見えることも、物質の中に宿る魂の火としての二重性を伝えています。
さらに『愚者』は巡礼者ですが、巡礼者が赴くのが聖地です。
タロットカードでは、神の家、星、世界などの聖地・聖域のカードにタカのような鳥が描かれています。
そしてフランス語では巡礼者もタカの一種のハヤブサも同じ<pèlerin>なんです。
タロットの中に、巡礼者(=ハヤブサ)が聖地と地上の間を行き来する旅を続けていることを読み取ることができます。
『愚者』の足元には大きな水溜りがあります。
『愚者』の手首のところを見ると段差があるのが分かります。
雨どいとしての役割を果たしながら、地を潤しながら『愚者』は旅を続けているのです。
世界中の神秘はつながりあっているみたいですね。
ソフィア